珈琲焙煎とは何か 〜実際の焙煎の様子をまじえて(COFFEE DISCOVERY使用)〜
こんにちは!
後珈琲探訪記です。
今回は、「焙煎」について書きたいと思います。
私は、「後珈琲焙煎所」という、自家焙煎珈琲のオンラインショップを運営しています。商品をつくる様子とともに、「焙煎」について説明したいと思います!
[オンラインショップ]
焙煎とは
焙煎とは、
「生豆」を加熱して、「コーヒー豆」をつくる作業のことです。
↑生豆
このような薄緑色の生豆を焙煎機で加熱することで、普段目にする香ばしくて茶色い「コーヒー豆」ができます。
生豆の時点では青臭いにおいで、香ばしさは全くありません。
見た目は翡翠のように艶やかで、とても綺麗です。
実際に焙煎します!
今回は、「ブラジル極深煎り」を焙煎します。
深煎りの複雑な香りとキリッとした苦味が特徴で、ミルクとの相性も良い人気商品です!
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①ハンドピック(選別)
初めに、生豆のハンドピック(選別)を行います。ハンドピックとは、「欠点豆」と呼ばれる風味が好ましくない豆を取り除く作業のことです。
↑カビ豆・欠け豆・虫食い豆・未成熟豆など
こういった豆は、イガイガ感・埃っぽい風味・刺激的な味を生みます。
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スーパーや大手チェーン店などで売られている大量生産のコーヒー豆は、どうしても欠点豆が多く混入しています。
「後珈琲焙煎所」では、小規模焙煎所の強みをいかして、欠点豆を丁寧に取り除いています。コーヒーが本来持つ上質な香味や透明感を、ぜひ一度お楽しみください!
②焙煎機の紹介
こちらが焙煎機です!
「COFFEE DISCOVERY」という焙煎機です。コーヒーショップでも使われている本格的なマシンで、かなり小型な焙煎機です。
こちらを使用して、ご注文が入ると少量ずつ丁寧に焙煎し、新鮮なコーヒー豆をお届けしています。
③焙煎開始
マシンの予熱が終わったら、
生豆を投入します!
ズゴゴゴ
↑マシンの中で、金属の円筒が火を浴びながら回転しています。その円筒の中に生豆が入っています。
筒の中にこもった熱い空気と、熱い筒との接触で生豆を加熱していきます。
テストスプーンで、豆の様子を確認しながら焙煎を進めることができます。
↑(約5分後)色がつき始める。トーストのような香り。↑(さらに数分後)水分が抜けて縮む。キャラメルのような甘い香り↑(さらに数分後)パチンパチンと音を立てて爆ぜ始める。カラメルのような香り。
↑(さらに数分後)ここだ!というタイミングで
完成!!
熱気を吸いながら撹拌していきます。
④ 仕上げ
もう一度ハンドピックを行います。
↑色づきの悪い豆、小さい豆、ハゲ豆を除いていきます。
(ハゲ豆は味に悪影響はありませんが、見た目が悪いので目立つものは取り除いています)
最後にカッピング(味のチェック)を行い、
問題がなければ、完成です!!
まとめ
以上が、「焙煎」のおおまかな流れです。
今回は概要を説明しましたが、生豆選び・火力の調節・排気の調節・完成のタイミングなど、こだわりがたくさんありますので、また紹介できればと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました!
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